所蔵茶道具展 茶事へのいざない

桑山美術館
期間:2021年9月4日(土)~12月5日(日)
休館:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(9月21日・24日・11月4日・24日)
作品:懐石会記 松平不昧筆、祥瑞橋杭香合、判使呉器茶碗 銘 曙
国 :日本 中国 韓国

展示を通じて懐石料理を伴う茶会へご案内

茶会を主催する亭主が多くの客を招く大寄茶会とは異なり、中心となる客・正客を定め相客を考えて案内を出す茶会は「茶事」といい、特に正午に招き懐石料理を伴う「正午の茶事」は茶事の基本となります。亭主の迎えを受けて入席し、炉や風炉に炭をつぐ初炭ののち懐石と菓子が供されると客は一旦外へ退出、その間に亭主は濃茶の準備をします。再び客が入席すると亭主は濃茶を点て、さらに炭をつぎ、最後に薄茶を点てるという流れで進行します。
今回の茶道具展では、こうした正午の茶事の進行に沿った内容で、席入り前に用いる円座や煙草盆、手焙(てあぶり)などの露地用具や、炭手前に用いる炭道具一式、さらに向付や鉢など懐石の器に加え、中立ち後に客を再び茶室に案内するために数回打ち鳴らす銅鑼(どら)など、例年はほとんど展示しないものも含めてご覧いただきます。正午の茶事を経験した方はもとより、大寄茶会にしか参加されたことがない方も茶事の概略が理解できるよう、展示を通じて茶事に招かれたような雰囲気をお楽しみください。


《懐石会記(部分)》 松平不昧 筆 江戸時代後期


朝鮮唐津手焙 江戸時代


御深井焼花入 江戸時代後期


織部向付 平沢九朗 作 江戸時代後期


判使呉器茶碗 銘 曙 朝鮮王朝時代


織部形引盃 枇杷地紋尾垂形燗鍋 絵志野菊絵盃台


南蛮大銅鑼

■桑山美術館
〒466-0828 名古屋市昭和区山中町2ー12
アクセス: 地下鉄鶴舞線「川名」下車 徒歩8分
美術館サイト:http://www.kuwayama-museum.jp

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