精霊たちのいるところ ~アボリジニの美術~

岐阜県美術館
期間:2021年7月27日(火)~12月5日(日)
休館:月曜日(祝・休日の場合はその翌平日)
※9月21日(火)~27日(月)は展示替えのため休室
▷オーストラリア – 絵画

アボリジニの人々が護り続けた、大地と精霊たちの物語を作品で紹介

5万年以上を遡るとされるオーストラリア・アボリジニの歴史。Aboriginal(アボリジナル)は「先住民の」を意味し、今日その存在は広く認識され、多言語多民族国家オーストラリアの重要なアイデンティティとなっています。
オーストラリアの広大な地に住むアボリジニは、地域によってそれぞれに固有の言語、出身地、血族集団(クラン)、居住区(アウトステーション)、ドリーミング(物語)を所持し、描く題材や手法は彼らの出自やアイデンティティと密接に結びついています。その特徴は大きく、ノーザンテリトリーの北部アーネムランド、北端のティウィ地区(バサースト島とメルヴィル島)、中央砂漠地帯、北西部のキンバリー高原の4つの地域と都市部に分けられます。
狩猟採集民族であった彼らにとって絵画は、祭礼の際に地面に描くことで神聖な領域を示す結界であり、文字の代わりに用いる伝達の手段でもありました。彼らが描くのは民族固有の国創りの物語であり、首長を筆頭に一子相伝される秘儀、神話、伝説であり、狩猟や採集のための案内図でもあるのです。
彼らの大切な精霊(ミミ)は、大地のここかしこに存在し、時にはちょっぴり悪戯もする、アボリジニにとって身近な祖でもあります。当館が所蔵する100点余の作品の中から、精霊が棲むといわれるアボリジニの多彩な世界を紹介します。

作者不詳《ゴアナとヤムイモと精霊》 岐阜県美術館蔵

■岐阜県美術館
〒500-8368 岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
アクセス: JR東海道線:「西岐阜駅」下車徒歩15分、「岐阜駅」下車タクシーまたは岐阜バス  名神高速道路:岐阜羽島ICから北進約10km  東海北陸自動車道:岐阜各務原ICから西進約10km
URL:https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/

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